自然界のあらゆるものが陰と陽に分けられるように、エッセンシャルオイルにも陰性と陽性があります。
どちらかひとつの質しかもっていない、ということはなく、どちらの質を強く持っているかで分けられます。
私たちは、自分の状態に近いものを「心地よい」、遠いものは「心地よくない」と感じます。
人間関係で、気が合う人といると気分がよく元気になるし、気が合わない人といると疲れてしまう・・・というのは
誰でも経験がありますね。
香りにも同じことが言えて、自分が陽の状態であれば、陽性の香りを心地よく感じ、陰の状態であれば、陰性の香りを心地よく感じます。
心地よく感じる香りから、自分が今どんな状態なのかが分かるのです。
ただ、氣のバランスが乱れていると、逆の質の香りに惹かれることもありますから、
香りを嗅いだときに、自分の心の状態、身体の状態とゆっくり向き合うことが大切です。
イランイラン/カモミール/スパイクナード/サンダルウッド/ベティバー/ベンゾイン/ヤロウ/ローズ
陰の状態は日が当たっていない様子から、夜、暗さ、寒さ、冷たさ、日陰と関係します。
エネルギー的には、冷やす、下降する、内に向かう、潤う、落ち着く、静けさ、穏やかという特徴があり、リラックスや眠りの状態ともいえます。
陰性の香りが心地よく感じるときは、家でのんびり過ごしているような、肩の力が抜けてリラックスしているとき。または、ヨガや瞑想などで自分の内側と静かに向き合っているとき。
眠るとき、または眠いと感じているときも心地よく感じるでしょう。
逆に、身体の陰のエネルギーが不足してくると、元気がないのに落ち着きがなくなります。
あれもやらなくちゃ、これもやらなくちゃと頭は忙しいのに身体がついていかない・・・というときは、陰性の香りを試してみてください。
陽の状態は日が当たっている様子から、昼、明るさ、暖かさ、熱、日なたと関係します。
エネルギー的には、温める、上昇する、外に向かう、乾かす、軽やか、活発、刺激という特徴があり、活動的な昼間の状態といえます。
陽性の香りが心地よく感じるときは、仕事や勉強などに集中しているとき。または外に出かけて、人との関わりなどを楽しんでいるとき。自分を表現しているとき。
活動モードに入っているときは心地よく感じるでしょう。
逆に、身体の陽のエネルギーが不足してくると、冷えを感じたり、なんとなく心と身体が疲れているように感じたりします。
ヤル気が出ない、元気が欲しい!というときは陽性の香りを試してみてください。
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